快適な睡眠を得るための一つの要素として、使用する寝具が大きな影響を与えます。
今回は敷きふとん(マットレス)と枕について、求められる性能について解説してきます。
敷きふとん(マットレス)に寝たときは全体重の8%が頭、33%が胸部、44%が臀部、15%が脚部と部位によって荷重が大きく異なります。
長時間体重を支える為、支持性能が悪いと自然な寝姿勢が保てず寝返りが多くなり深い睡眠を得られないので快適な睡眠ができません。
また、保温性も求められますが、睡眠時は身体から常に汗が出ているので、湿度が高くなることによる蒸れを防ぐためにも透湿・放湿性も重要になってきます。
枕には単に頭をのせるものではなく、敷きふとん(マットレス)と頭部、頸部の間の隙間を無理なく埋めれる高さが良く、特に寝ている間も立っているときと同じような姿勢を保てるものが理想です。
隙間は体格や敷き寝具の沈み具合によっても異なるので高さを調整できるものが良いです。
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